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勉強ができなくて困っていたら

学校教育と人生の関り

教室
学校では教えてくれない
人間社会を生き抜くための人生の基礎知識

9番目は「学校教育と人生の関り」です。

あなたが勉強が好きで好きでたまらない人だったとしたらこのページを開いていることはないでしょう。
このページを読んでいるとするときっとあなたは勉強するのが好きではないのでしょうね。
不思議なことに世の中には勉強するのが好きでたまらない人が(さほど多くはありませんが)いらっしゃいます。
勉強は嫌いという方のほうが圧倒的に多数派だと思いますが勉強するのが好きな方というのはどのようにしてそうなったのでしょうね?
学生
試験を受ける

間違った常識:義務教育は生徒の義務
現在の学校は小中学校の義務教育と高校大学の高等教育に分かれていて
7歳になる年の4月から望むと望まざるとにかかわらず学校に通うことになります。
「義務」教育というくらいですから学校に行くのが「義務」だと思われる方が多いかもしれませんが「義務」を課せられているのは実は生徒のほうではなく学校側もしくは保護者の方です。
​(このことは憲法第26条と教育基本法第4条に記されていますのでご確認ください。)
生徒の側は「義務」ではなく教育を受ける「権利」が与えられているのです。
家庭がどんなに貧しくとも自治体や親は7歳から15歳の子供に対して教育を受けさせる義務を負わされており子供は平等に教育を受けることができるのです。

学校の支度
スクールキッド
これでもう解決してしまいましたね。
​義務ではなく権利なのですから勉強するのが嫌いなのでしたら勉強する権利を放棄しても何も問題ありません。
人生においてやりたくない勉強なんかする必要はないのです。

勉強しないことが不利になる理由
「いやいやちょっと待ってください。勉強するのは嫌いだけど頭良くなんないと就職するときに不利になるでしょ。」
勉強が出来なくて困っている方の中にはそう思っている方が多いのかもしれませんし人の人生の現実もその通りなのかもしれません。
従業員を採用する側にとっても頭が悪い従業員より頭が良い従業員のほうが会社に貢献してくれそうです。

そもそもあなたはどうして
「勉強するのは嫌いだけど頭良くなんないと就職するときに不利になるでしょ。」
​と思ったんでしょう。
「だって条件の良い会社に就職して楽に暮らしたいからです。」
​ということでしょうか?
待合室の応募者
試験
必要な勉強と不要な勉強
仮にあなたが勉強をする目的があなたの人生で条件の良い会社に就職することだったとしましょう。
ではあなたはあなたが望む条件が良いと思われる会社の入社試験の内容を何社分か調べましたか?
​(入社試験の内容は公開されているし口コミサイトで先輩たちが情報を共有してくれています。)
あなたの目的が人生で条件の良い会社に就職することだったとすれば入社試験で出される問題についての勉強は必要ですがそれ以外の勉強は不要です。

SPI(総合適性検査)を入社試験で採用している会社は多いですしその対策ノウハウや過去の問題を手に入れることはそう難しくはないでしょう。

リンク先→ SPI - Google 検索
学生
商談
目的のない学習が生む退屈さ
現在の義務教育の学習課程はこうした「あなたが勉強をする目的」に完全に合致しているわけではありません。
将来に様々な人生の目的を持つであろう子供たちに平均的な学習内容を網羅的に用意しています。
ですから「あなたが勉強をする目的」に対して必要な学習課程もあるでしょうし無用な学習課程もあるでしょう。
学習とは本来何か体得したい「あなたが勉強をする目的」があるから学習するわけですから学校教育で平均的に網羅された学習内容を何の目的もなく受けていてもつまらなくなるのは当然のことなのです。
数学の公式
理科のクラスの生徒
目的を持った学習の強み
勉強ができる人には2つのタイプがいます。
1つ目のタイプは辛抱強く勉強できる人です。
やらなければならない事に対して(やりたくはないのだけれど)我慢して勉強を続けられる人のことを指します。
​このタイプの人は平均的な学習内容を網羅的に用意してい​る義務教育でも満遍なく良い成績を収めることが出来ることでしょう。
勉強できなくて悩んでいるあなたはおそらくこのタイプではないのでしょうね。
2つ目のタイプは将来自分の人生でやりたい事や目標が定まっていてその目標を達成するためにありとあらゆる手段を用いて目標を達成しようとしている人です。
目的が明確ですからそれを実現するために必要な知識や経験を積むことに対する意欲は並々ならぬものがあります。多少の努力や苦痛を伴うことがあったとしても目的を達成するためには我慢することも厭わないでしょう。
勉強できなくて悩んでいるあなた​もこちらのやり方であれば大丈夫なのではないでしょうか?

1つ目のタイプの人は(ごく一部の)人間離れした忍耐力がある人を除いてやがて壁にぶつかることになります。
なぜなら学習のレベルが高くなってくるからです。
いやいやながらただ頑張っていては理解できない領域に入ってくるからです。
こうなってくると2つ目のタイプの人が1つ目のタイプ​の人をいとも簡単に追い越していきます。
氷の壁
Athletic Women_edited.jpg
「あなたが勉強をする目的」は何ですか?
​これをはっきりさせることが大事なことです。
そしてのその目的に合致する学習課程を勉強してください。
目的に合わない学習課程を勉強することはひょっとしたらあなたの人生にとっては時間のムダかもしれません。
「あなたが勉強をする目的」がただ単に条件の良い会社に就職することだったとしたら難解な三角関数なんて全く学習する必要はないでしょう。
フィニッシュラインを越えるランナー
ジオメトリセット
「あなたが勉強をする目的」がはっきりすれば目標を達成したいというあなたの欲求が勉強する努力のエネルギーになってくれます。
「やりたい」という気持ちが継続の鍵
人によっ「勉強をする目的」は多岐にわたっています。
  • ​自分がやっていて楽しいことについてもっとよく知りたい
  • ​世の中の真実をちゃんと確かめたい
  • ​​病気で困っている人の役に立つ医者になりたい
​という立派な志を持たれている方もいるでしょうし
  • 条件の良い会社に就職して楽に暮らしたい
  • 他人に馬鹿にされず見返してやりたい
​という(多少不純な?)目的の方もいるでしょう。
どの目的にも共通していることはあなたの「やりたい」がある事です。
あなたの「やりたい」があれば勉強することがたとえ苦手だったとしても諦めずにやり続けることが出来るはずなのです。
手術
エンジニア
人生の早い段階で「やりたいこと」を見つける重要性
もしまだ将来の目的が定まっていない段階だとしたら
​とりあえず満遍なく網羅的に用意されている与えられた義務教育の平均的な学習課程を通り一遍勉強してみても良いかもしれません。
​しかしできるだけ人生の早い段階であなたの「やりたい」ことをはっきりさせ「あなたが勉強をする目的」を明確にするようにすると良いでしょう。
そうすれば限られたあなたの人生の時間を必要ではない勉強の時間に取られることなく合理的にあなたの「やりたい」ことに時間を集中できるからです。
​人から与えられた人生を生きることはあなたを幸せにしてくれるとは限りませんからそんな人生とは早くおさらばした方が賢明です。
森を散策するバックパッカー
山から川への眺め
学習のもう一つの目的
自分の人生の舵を自分で握り 他者と対等に関わる力を育む

人は一人では生きていけません。
家族 友人 職場の仲間 地域の人々——私たちの人生は 常に誰かとの関係の中で形づくられています。
そして その関係性の質が 人生の満足感や幸福感に大きく影響するのです。
どれだけ能力や資産があっても 人間関係に疲弊していては 心からの幸せを感じることは難しいでしょう。

学びが導く人生の安定--自分軸と健やかな人間関係
こうした場面で自分を見失わず 冷静に対応するためには 自分なりの考えや判断基準 つまり「自分の軸」を持つことが大切です。
学ぶことは その軸を育てるための土台となります。
知識や経験を積み重ねることで 私たちは物事を多角的に捉え 感情に流されずに選択する力を養うことができます。
これは 他者の意見に無批判に従うのではなく 自分の立場を理解し 必要に応じて適切に主張する力にもつながります。
その結果 無用なトラブルを避け 対等で健全な関係性を築くことが可能になります。
また 学びは「自分を大切にしながら他者とも調和する」ための知恵を授けてくれます。
一方的に譲歩するのではなく 互いの違いを尊重しながら共に育ち合う関係を築くことができれば 人生はより豊かで安心できるものになります。
学ぶことは そうした他人との関係性を支える静かな力となり 結果として自分自身の幸福を守り育てることにもつながるのです。
笑顔で交流するカップル
グループディスカッションの瞬間
学校では教えてくれない 人間社会を生き抜くための基礎知識 9つ目の「学校教育と人生の関わり」についてお話ししてきました。

勉強が苦手だと感じる人にとって 学校の学習はただの苦行に思えるかもしれません。
でも本来 教育は「義務」ではなく「権利」であり 学ぶかどうかは自分で選べるものです。
大切なのは なぜ学ぶのかという「目的」を持つこと。
目的のない学びは退屈で続きませんが 「やりたいこと」が明確になれば 学びは自分の人生を切り拓く力になります。
勉強が得意な人には 我慢して続ける人と 目的に向かって自ら学ぶ人がいます。
後者のように 自分の目標に合った学びを選び取る力があれば 無駄に時間を費やすことなく 自分の人生を自分で設計していくことができます。
学びは 他人に決められた人生ではなく 「自分のやりたい」を軸にした人生を生きるための道具なのです。
その力を手に入れ 今よりもっと楽により自由で納得のいく人生を歩んでいけることを願っています。

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