
学校では教えてくれない
人間社会を生き抜くための人生の基礎知識
New 2025.4.20 行き辛い社会の正体 公開
時間に追われる毎日に辟易したら
時間

学校では教えてくれない
人間社会を生き抜くための人生の基礎知識
11番目は「時間」についてです。
1日は24時間ですが
「今日1日どうやって暇をつぶそうか困っちゃうなぁ。」
と思っているのは窓際族か悠々自適な生活を送っている一部の老人くらいで大半の人は時間が無くて悩んでいることでしょう。
リンク先→ 窓際族 - Google 検索
時間に追われる日常とその現実
「あれもやらなきゃいけない、これもやらなきゃいけない。あ~時間が足りないよ~。」
人生を生きていくためにいつもイライラしなければなりません。
多くの方が時間に追われて生活をされています。
それほど生きていくのにたくさんのことをやらなければならず 大変だということなんですね。


あなたが「時間が足りない!」
と常に思っているということは 1日24時間に対して24時間分以上やる事があるということなのでしょうね。
神は平等に1日24時間をお与えくださいましたが 大変残念なことに あなただけに今日は特別+2時間をあげましょうということは有りません。
人間は平等に1日24時間 これ以上は増えないのです。
「時間が足りない」という感覚の本質
1日24時間が増えない以上 できることは やる事を1日24時間以内に減らすしか方法はありません。
そうです。
「時間が足りない!」のではなく 「やる事が多すぎる」ということなのです。
「そんなことはわかってるよ!」
とおっしゃるかもしれませんね。
ではどうすればやる事を減らすことが出来るかについて一緒に考えていきましょう。


質問です。
あなたは1日は24時間と限られていて とても貴重ですが そんな貴重な時間のことを考えている時間は1日に何分ありますか?
日々時間に追われている方から「そんなこと考えてる暇すらないんだよ!」という回答が聞こえてきそうです。
しかし多忙で優秀なビジネスマンの方ならちゃんと答えられるに違いありません。
優秀なビジネスマンは毎日タイムマネジメント(時間管理)を行っているのです。
リンク先→タイムマネジメント - Google 検索
タイムマネジメントの重要性
あなたが毎日時間について考えている時間をとっていないのだとすれば あなたは多忙で優秀なビジネスマンよりも時間に余裕があるということなのかもしれません。
タイムマネジメント(時間管理)をしなくても何とかことが済んでいるわけですから。
優秀で多忙なビジネスマンはそうはいきません。
タイムマネジメント(時間管理)を毎日やっていないと全くもって時間が足りないのです。
それほどたくさんのことを片付けなければならないのです
もしあなたが毎日時間について考えている時間がないのだとすれば まずあなたがやるべきことは毎日タイムマネジメント(時間管理)を行う事だといえるでしょう。
タイムマネジメント(時間管理)というと難しいことをするように思うかもしれません。
何のことはない スケジュールを決め計画するということです。
タイムマネジメント(時間管理)はやっているけれどうまくやりくりが出来ないという人は
ここを押して
次のパートは飛ばしてください。


時間に対する優先順位の低さ
マネジメント(時間管理)ー スケジュールを決め計画するということをやっていないあなたは
「時間が足りない!」と言っている割には時間に対する優先順位が低いんですね と言われても仕方がないでしょう。
お金にルーズな人が家計簿をつけていないのと同じことです。
(会社はお金には厳しいので 経理課という部署まで作って管理していますが お金と同じように時間に厳しいのに それを管理する時間課という部署がないのは私には実に不思議なことのように思えます。)
あなたにとって時間が貴重なのだとするならば 時間を管理するために時間を使うことを惜しまない事 時間を管理するための時間を使う優先順位を上げることが重要なことです。
まずはタイムマネジメント(時間管理)ー スケジュールを決め計画する「時間を確保」することから始めましょう。
時間節約の効果
極端に言えば1日に30分タイムマネジメント(時間管理)する「時間を確保」すれば下手をすると1日だと2時間以上 1カ月だと40~50時間(か若しくはそれ以上)は時間を節約することができるでしょう。
それほど無計画に事を進めるのは効率が悪い事なのです。


最初は30分くらい時間がかかってしまうかもしれませんが慣れてくれば10~15分程度でタイムマネジメント(時間管理)をこなせるようになるでしょう。
タイムマネジメント(時間管理)のやり方については
リンク先→ タイムマネジメント - Google 検索
を辿っていただければ詳しく書かれていますので参考にしてください。
タイムマネジメントの重要なポイント
重要なことは
-
やる事一つ一つに対してかける時間を見積もってあらかじめ決めておく
-
決められた時間を守る
-
決められた時間をオーバーしそうになったら計画を変更するための時間を取る
ということです。
特に2. と3. が重要で時間が来たらすぐにやめて挽回計画を立て いつまでもずるずると時間を使わないことが大事なことです。


次は
タイムマネジメント(時間管理)はやっているけれどうまくやりくりが出来ない
という場合の悩みを考えていきましょう。
悩みの焦点と時間の分類
やりたい事とやる価値が有る事
人間が時間をかけてやっていることを
-
やりたい vs やりたくない
-
価値が有る vs 価値が無い
で分類してみると下記のようになりました。
このそれぞれについてどのようにタイムマネジメント(時間管理)をすればよいか考えていきましょう。
┏━━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━┓
┃ ┃ やりたい ┃やりたくない┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫
┃やる価値は無い┃①暇つぶし ┃③やる訳ない┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫
┃価値は分らない┃②チャレンジ┃④やらない ┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫
┃やる価値が有る┃⑤当然やる ┃⑥やるべき ┃
┃ ┃ 仕事 ┃ ┃
┗━━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┛


時間を有効に使うー「やりたいこと」と「やる価値があること」の違い
日々の生活では 「やりたいこと」と「やる価値があること」が必ずしも一致しません。
時間を有効に使うには 取り組むことが本当に価値のあるものかどうかを見極めることが重要です。
① やる価値がない × やりたい(暇つぶし)
時間がないならすぐにやめてタイムマネジメントを見直すべきです。
② 価値があるか分からない × やりたい(チャレンジ)
時間が十分にあるときは挑戦する価値がありますが 時間がない場合は無理せず適切なタイミングで再挑戦を検討しましょう。たとえば 定年退職後などの余裕がある時期です。
③ 価値が分からない × やりたくない(やらない)
通常やらない行動なので 時間を浪費している心配は不要です。
④ やる価値がない × やりたくない(やるわけがない)
自然と避けられているため 時間の無駄にはなりません。
⑤ やる価値がある × やりたい(当然やる 仕事)
優先して取り組むべき事項です。ただし 「やりたい」と思い込んでいることが本当に価値があるかどうか 一度吟味することも重要です。
⑥ やる価値がある × やりたくない(やるべき)
短期的には負担に感じることもありますが 長期的な生活の豊かさに繋がります。
例えば:
• 仕事をして収入を得る
• 会議に備えて残業する
• 家事(食事の準備 掃除 洗濯 修繕)
• 節約のための調査
• 人の役に立つ行動
• 健康維持のための運動
• 学習や自己研鑽
• 子供の世話や学校行事への参加
• 社会的な付き合い(懇親会など)
これらは 短期的には負担に感じても 長期的には生活を豊かにするために必要なもの です。
タイムマネジメントをしながら うまくバランスを取ることが大切になります。
タイムマネジメントで大切なこと
時間が足りないと感じるときは 「やりたい」ことと「やる価値がある」ことを冷静に整理することが重要です。
特に 時間がない状態では
② 価値があるか分からない × やりたい(チャレンジ)
を慎重に見極め 無駄な時間を避けることで より充実した日々を過ごせるでしょう。


⑥ やる価値がある × やりたくない(やるべき)ことの「やりたくない」はどんな「やりたくない」理由があるのでしょうか?
「やりたくない」は本当に意思の問題なのか?
一つ一つの事例をじっくり吟味してみると 「やりたくない」と感じる理由の多くが 時間がかかり 手間がかかり 面倒だから というものではないでしょうか?
では もし時間が無限にあるとしたらどうでしょう?
ゆっくりと気が向いたときに取り組める環境があれば 「まあ やってみてもいいかな?」と思うことがほとんどなのではないでしょうか?
「やりたくない」という感覚の正体
本質的に 「やりたくない」と思うことの多くは 価値がないのではなく 時間や労力の制約によるもの です。
時間が限られているからこそ 優先順位をつけ 効率を考えなければならず 結果として「面倒だからやりたくない」と感じることが増えてしまいます。
しかし これらの項目をよく見直してみると ほとんどが 「やる価値があること」 ばかりです。
仕事はその最たる例
現代社会において お金を稼ぐことは生きていくために必要不可欠 です。
仕事は労力を伴い 時に面倒に感じることもありますが それは単に「やりたくない」だけでなく 時間と労力の制約の中で優先順位を考えなければならないから なのです。
時間が足りないときの考え方
時間が無限にあると仮定すると 「やりたいかどうか」ではなく 「価値があるかどうか」に意識が向くようになります。
つまり 「やりたくない」と感じることの多くは 本来は価値があることだが 時間や手間の問題で避けたくなる という心理が働いているのです。
この視点を持つことで 単純に「やりたくないからやらない」と判断するのではなく どうすれば時間を確保し 負担を軽減できるかを考えることが重要 になってきます。
「やりたくない」と感じる理由の多くは 価値がないからではなく 時間や手間の問題 によるものです。
時間が無限にあると仮定すれば 多くのことが「やる価値のあるもの」として再評価されるはずです。
自分の時間の使い方を一度見直して 優先順位を整理してみると より効率的なタイムマネジメントができるかもしれません。


⑥ やる価値がある × やりたくない(やるべき)項目がたくさんある場合については タイムマネジメントをする際に 「得られる価値」と「かける時間」の関係から優先順位をつける必要があります。
やるべきことがたくさんある場合の効率の良い時間の使い方
(数値化するのは難しいですが考え方としては)
「得られる価値」÷「かける時間」
(タイパ:タイムパフォーマンスという言い方もあるようですね。)
大きいほど時間の効率が良い訳ですから優先して取り組み
小さいほど時間の効率が悪い訳ですから「得られる価値」の完成度を多少犠牲にして「かける時間」を減らすようにタイムマネジメントをいたしましょう。
そのようにすることで1日24時間しかない限られた時間を最も有効に使えるようにマネジメントできるようになることでしょう。

