
学校では教えてくれない
人間社会を生き抜くための人生の基礎知識
時間に追われる毎日に辟易したら
時間

学校では教えてくれない
人間社会を生き抜くための人生の基礎知識
11番目は「時間」についてです。
1日は24時間ですが
「今日1日どうやって暇をつぶそうか困っちゃうなぁ。」
と思っているのは窓際族か悠々自適な生活を送っている一部の老人くらいで大半の人は時間が無くて悩んでいることでしょう。
リンク先→ 窓際族 - Google 検索
「あれもやらなきゃいけない、これもやらなきゃいけない。あ~時間が足りないよ~。」
人生を生きていくためにいつもイライラしなければなりません。
多くの方が時間に追われて生活をされています。
それほど生きていくのにたくさんのことをやらなければならず 大変だということなんですね。


あなたが「時間が足りない!」
と常に思っているということは 1日24時間に対して24時間分以上やる事があるということなのでしょうね。
神は平等に1日24時間をお与えくださいましたが 大変残念なことに あなただけに今日は特別+2時間をあげましょうということは有りません。
人間は平等に1日24時間 これ以上は増えないのです。
1日24時間が増えない以上 できることは やる事を1日24時間以内に減らすしか方法はありません。
そうです。
「時間が足りない!」のではなく 「やる事が多すぎる」ということなのです。
「そんなことはわかってるよ!」
とおっしゃるかもしれませんね。
ではどうすればやる事を減らすことが出来るかについて一緒に考えていきましょう。


質問です。
あなたは1日は24時間と限られていて とても貴重ですが そんな貴重な時間のことを考えている時間は1日に何分ありますか?
日々時間に追われている方から「そんなこと考えてる暇すらないんだよ!」という回答が聞こえてきそうです。
しかし多忙で優秀なビジネスマンの方ならちゃんと答えられるに違いありません。
優秀なビジネスマンは毎日タイムマネジメント(時間管理)を行っているのです。
リンク先→タイムマネジメント - Google 検索
あなたが毎日時間について考えている時間をとっていないのだとすれば あなたは多忙で優秀なビジネスマンよりも時間に余裕があるということなのかもしれません。
タイムマネジメント(時間管理)をしなくても何とかことが済んでいるわけですから。
優秀で多忙なビジネスマンはそうはいきません。
タイムマネジメント(時間管理)を毎日やっていないと全くもって時間が足りないのです。
それほどたくさんのことを片付けなければならないのです
もしあなたが毎日時間について考えている時間がないのだとすれば まずあなたがやるべきことは毎日タイムマネジメント(時間管理)を行う事だといえるでしょう。
タイムマネジメント(時間管理)というと難しいことをするように思うかもしれません。
何のことはない スケジュールを決め計画するということです。
タイムマネジメント(時間管理)はやっているけれどうまくやりくりが出来ないという人は
ここを押して
次のパートは飛ばしてください。


タイムマネジメント(時間管理)ー スケジュールを決め計画するということをやっていないあなたは
「時間が足りない!」と言っている割には時間に対する優先順位が低いんですね と言われても仕方がないでしょう。
お金にルーズな人が家計簿をつけていないのと同じことです。
(会社はお金には厳しいので 経理課という部署まで作って管理していますが お金と同じように時間に厳しいのに それを管理する時間課という部署がないのは私には実に不思議なことのように思えます。)
あなたにとって時間が貴重なのだとするならば 時間を管理するために時間を使うことを惜しまない事 時間を管理するための時間を使う優先順位を上げることが重要なことです。
まずはタイムマネジメント(時間管理)ー スケジュールを決め計画する「時間を確保」することから始めましょう。
極端に言えば1日に30分タイムマネジメント(時間管理)する「時間を確保」すれば下手をすると1日だと2時間以上 1カ月だと40~50時間(か若しくはそれ以上)は時間を節約することができるでしょう。
それほど無計画に事を進めるのは効率が悪い事なのです。


最初は30分くらい時間がかかってしまうかもしれませんが慣れてくれば10~15分程度でタイムマネジメント(時間管理)をこなせるようになるでしょう。
タイムマネジメント(時間管理)のやり方については
リンク先→ タイムマネジメント - Google 検索
を辿っていただければ詳しく書かれていますので参考にしてください。
重要なことは
-
やる事一つ一つに対してかける時間を見積もってあらかじめ決めておく
-
決められた時間を守る
-
決められた時間をオーバーしそうになったら計画を変更するための時間を取る
ということです。
特に2. と3. が重要で時間が来たらすぐにやめて挽回計画を立て いつまでもずるずると時間を使わないことが大事なことです。


次は
タイムマネジメント(時間管理)はやっているけれどうまくやりくりが出来ない
という場合の悩みを考えていきましょう。
やりたい事とやる価値が有る事
人間が時間をかけてやっていることを
-
やりたい vs やりたくない
-
価値が有る vs 価値が無い
で分類してみると下記のようになりました。
このそれぞれについてどのようにタイムマネジメント(時間管理)をすればよいか考えていきましょう。
┏━━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━┓
┃ ┃ やりたい ┃やりたくない┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫
┃やる価値は無い┃①暇つぶし ┃③やる訳ない┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫
┃価値は分らない┃②チャレンジ┃④やらない ┃
┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫
┃やる価値が有る┃⑤当然やる ┃⑥やるべき ┃ ┃ ┃ (仕事) ┃ ┃
┗━━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┛


やる価値は無い×やりたい ①暇つぶし
まさかとは思いますが時間が無くて困っている人の中でこれをやっている人はいませんよね?
もしこれをやっていて時間が無いと嘆いているならば解決策はとても簡単です。
即刻これを止めるようにタイムマネジメントしましょう。
価値は(有るのか無いのか)分らない×やりたい ②チャレンジ
「若いうちは自分がやりたいと思う事は何でもやってみろ!」とよく言われます。
それは
「若いうちは時間がたっぷりとあるが社会人になると時間が無くなるからチャレンジをしてる時間が無くなるよ。やってみると自分にとって価値が有るかどうかが分かるから 時間がある若いうちにやっておきなさい。」
という意味なのだと思います。
時間が無いと思っておられる方の悩みの多くが チャレンジをする時間が取れない ということなのではないかと思いますが 今あなたには時間が無いのでしたら これは諦めるしかありません。
時間をかけるべきものかどうか一か八か賭けですので時間を無駄にしてしまうリスクが大きいからです。
時間に余裕が出てくるまではお預けなのです。
そのようにタイムマネジメントするしか仕方がありません。
定年退職をする頃になりますと(人によっては)時間を持て余すようになりますからその時には思う存分これが出来るようになるでしょう。
価値は分らない×やりたくない ③やらない
普通はこんなことはやりませんから時間はかかっていないはずですね。
やる価値は無い×やりたくない ④やるわけない
同上。
やる価値が有る×やりたい ⑤当然やる
これは是非第一優先でやってください。
タイムマネジメントの際にこの時間を削る必要は無いでしょう。
しかし もし今あなたが 時間が無くてニッチもサッチもいかないという状態にあるならば やる価値が有るかどうかについてもう一度よく吟味することが必要かもしれません。
なぜなら「やりたい」と思うことだから「やる価値が有る」のだと思い込んでしまって本当はやる価値は無いことだった ということがよくあるからです。
実は人間が思う「やりたい」は(言葉は悪いですが)非常に曖昧でいい加減な意思決定プロセスです。
他人がやっていることをついつい真似して自分もやりたくなってしまうようにプログラムされています。
人間というのは社会的な動物で同調行動をおこしやすい性質を持っているのです。
リンク先→ 同調行動 - Google 検索
人間は 他人がやっていることに同調して自分も「やるぞ」と先に決定し 「やることに価値が有る」理由は後付けするという思考回路になっているのです。
やってみたあとで 「別に大したことなかったな。もう2回目はないな。」と思った経験を皆さんも何度もされているのではないでしょうか。
この場合は正に やったけどやる価値が無かったことに後から気が付いたということになります。
この場合は実は価値は(有るのか無いのか)分らない×やりたい ②チャレンジに該当する項目だったのです。
よくよく吟味して価値は(有るのか無いのか)分らない×やりたい ②チャレンジだったとしたら
今あなたは 時間が無くてニッチもサッチもいかないという状態にある訳ですから
(繰り返しになってしまいますが)
これは諦めるしかありません。
時間に余裕が出てくるまではお預けなんです。
そのようにタイムマネジメントするしか仕方がありません。
やる価値が有る×やりたくない ⑥やるべき(仕事)
一番悩ましいのはこの部分でしょう。
本当はやりたくないのだけれどもやる価値があることというのは例えば次のようなことがらです。
人によってはやりたくないことではなくやりたいことになっている場合があるかもしれません。
-
仕事をしてお金を稼ぐこと
-
明日の会議に間に合わせるために今日残業をすること
-
食事を作ること
-
掃除をすること
-
洗濯すること
-
家の補修修繕をすること
-
欲しいものがたとえわずかでも安く買えるお店がないか調査すること
-
人の役に立ってあげること
-
運動をすること
-
最新の知識を学習すること
-
子供の面倒を見ること
-
子供の学校行事に参加すること
-
懇親会に参加すること
:
Etc.


やる価値が有る×やりたくない ⑥やるべき(仕事)ことの「やりたくない」はどんな「やりたくない」理由があるのでしょうか?
一つ一つの事例をよくよく吟味してみると どの項目についても
完了するまでに時間がかかって手間がかかり面倒だから「やりたくない」
のではないでしょうか?
逆に時間が無限大にあってじっくりゆっくり気が向いたときに取り組むことが出来るとしたらどうでしょう?
どの項目についてもあなたに時間が無限大に与えられているのだと仮定すれば「まあ やってみてもいいかな?」と思う項目ばかりなのではないでしょうか?
なぜならそれらの項目はあなたにとって価値が有ることばかりだからです。
仕事はその最たるものです。
(現代社会においては)生きていくために必要なお金を稼ぐことなのですから。


やる価値が有る×やりたくない ⑥やるべき(仕事)項目については タイムマネジメントをする際に 「得られる価値」と「かける時間」の関係から優先順位をつける必要があります。
(数値化するのは難しいですが考え方としては)
「得られる価値」÷「かける時間」
(タイパ:タイムパフォーマンスという言い方もあるようですね。)
が
大きいほど時間の効率が良い訳ですから優先して取り組み
小さいほど時間の効率が悪い訳ですから「得られる価値」の完成度を多少犠牲にして「かける時間」を減らすようにタイムマネジメントをいたしましょう。
そのようにすることで1日24時間しかない限られた時間を最も有効に使えるようにマネジメントできるようになることでしょう。

