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学校では教えてくれない
人間社会を生き抜くための人生の基礎知識
人より劣っていると感じたら
自己肯定感の重要性

学校では教えてくれない
人間社会を生き抜くための人生の基礎知識
三つ目は「自己肯定感の重要性」です。
仮にあなたが自己主張するタイプであったとしても人生の中で幾度かは能力に限界を感じて人生の中で挫折を味わうことがあることでしょう。
そんな時に
「自分は人よりも能力が劣っているのだろうか?」
と思ってしまうかもしれません。
(思わない人はこのパートを読む必要はないでしょう。少なくとも自分のためには。)


でも安心してください。
そもそも人間の能力なんて元々そんなにレベルが高いわけではありません。
人間社会というのは能力のレベルがそこそこ大したことはない人々がお互い補い合って成立しているものです。
人間の能力の差はあなたが思っているほどは大きくありません。
またあなたよりも能力の低い人が「たまたま運よく」成功してしまうことだってよくある事です。
能力の高い人も生まれつき能力が高かったという例はごく稀で大抵は大して能力に差がなかった人が知識を学び経験値を上げて能力を高めただけのことです。


ですから「自分は人よりも能力が劣っているのだろうか?」と思ってしまうこと自体が間違っています。
知識を学び経験値を上げれば必ず能力は上がるものです。
ただ使った時間に対する能力の向上の度合い(効率)が人によって異なっています。
でもそれは過去に「たまたま運よく」成功した人が成功に導く経験値を「たまたま運よく」早く発見することができたにすぎません。
運が良かっただけのことなのです。
子供のころから能力が高い人というのは(もちろん遺伝的な要素もありますがそれよりも)生まれてから成功に導く経験値を「たまたま運よく」早く発見できたことが何度も連続したにすぎません。
そして成功に導くパターンを多くの失敗した人よりも早くに体得できてしまったのです。
ここで重要なことは成功も経験値だが失敗も経験値であるということです。
失敗の経験値を重ねるとどうすれば失敗しないかがわかってくるものです。
ですから失敗を重ねていけばいずれは成功するのです。
すぐに成功した人よりも経験値を上げるのに時間がかかるというだけのことです。
一発では成功しない人のほうが圧倒的多数で失敗することは日常茶飯事です。
一発で成功するのはよほど運がいい場合だからです。
でも失敗をしてしまうと往々にして「自分は人よりも能力が劣っているのだろうか?」と思ってしまいがちですが
思ってしまうと知識を学び経験値を上げようとするあなたの行動が停止してしまいます。
あなた自身があなたが能力を高めるためにチャレンジする権利を自ら放棄してしまうことになりかねません。
自分の能力を上げるには失敗しようがしまいがやり続けることが大事なことでやめてしまったら能力を上げられるはずはないのです。
運の良し悪しに任せた人生とは早く決別する方が賢明です。


失敗すると「自分は人よりも能力が劣っているのだろうか?」
と思ってしまう人とそうでない人の違いはこのパートのテーマである「自己肯定感」の違いによるものです。
思ってしまう人は「自己肯定感」が低いーつまり「自己否定」をしている人です。
何かやろうとする前から自分を「否定」しまっているわけですから何事もうまくいくわけがありません。
「自分は人よりも能力が劣っているのだろうか?」
このフレーズ自体が自分を「否定」していますよね。
そして何よりも特徴的なのは他人と比較している(自分は人よりも、、、)というところです。
慣れないことに挑戦した時に運よく成功した人と当たり前に失敗した自分とを比較しているのです。
そして「自己肯定感」が低い人の頭の中は否定的な感情でいっぱいになっています。
「私はどうせまた失敗するだろう。」
「こんなにハードルが高いこと凡人の私にできるわけがない。」
そして失敗したときには
「ほ~らやっぱり失敗したよ。」
次のチャンスが巡ってきたときには
「やっても無駄なんだろうなぁ。」
そうでない人は反対に「自己肯定感」が高い人です。
「自己肯定感」が高い人は自分を常に「肯定」しています。
「失敗してもいいんだ。」
「ありのままの自分でいいんだ。」
成功した人と比較することはなく成功した人を素直に賞賛することができます。
そして自分に対して根拠のない自信を持っています。
「次は成功するよ。きっと。」
「今回失敗したのはたまたま運が悪かっただけさ。」
そして失敗したときには
「ここが悪かったんだな。ここを修正すれば次はきっと成功するよ。」
次のチャンスが巡ってきたときには
「よしチャンス到来。必ずクリアするぜ。」


あなたの自己肯定感がどのくらいのレベルにあるのか?
簡単に診断できますのでやってみてください。
リンク先→ 自己肯定感 診断 - Google 検索
もしあなたが「自己肯定感」が低い人に当てはまっていたとしても自分を責めることはやめましょう。
その行為自体が「自己肯定感」が低い人の典型的な行動です。
「自己肯定感」が低い人は生まれつきそうだった訳ではありません。
生まれてきた赤ちゃんは楽しければ笑い嫌なことがあれば泣く。
平等に素直で自己を肯定して生まれてきますす。
ではなぜ「自己肯定感」の高い人と低い人ができてしまうでしょうか?
「自己肯定感」の解説によればその主な理由はどうやら親の育て方にあるようなのです。
詳細は下記リンク先で専門家の解説を参照してください。
リンク先→ 自己肯定感 - Google 検索
簡単に説明すると、、、。
「自己肯定感」が低くなってしまった人の親は
子供に対して繰り返し否定的な評価やフィードバックをしたり
子供が失敗しそうなことを「失敗するからそれはやっちゃ『だめ』よ。」と先回りして正解を教えてしまうタイプなんだそうです。
これに対して「自己肯定感」が高い人の親は
子供が失敗しそうだと解っていても「やってみなさい。」と失敗を温かく見守り
たとえ失敗したとしても「よく頑張ったね」とその過程を褒めるという教育スタイルです。
違いはこれだけではないようですので詳しくはリンク先の専門家のページでご確認いただければと思います。


「自己肯定感」が高いことのデメリットはそんなにないと思いますがメリットならたくさんあります。
詳細は専門家にお任せすることにしますが「自己肯定感」が低い人に比べて「何事も失敗にめげることなくやり抜くまで諦めない」ということが一番のメリットでしょう。
またたとえやり抜くことができなかったとしてもがっかりしないしやり抜いた人と比べて自分を卑下したりするようなことはしません。
そしてまたチャレンジします。
失敗しても失敗してもチャレンジし続けられます。
そして結局やり抜くことが出来るのです。
ですから「自己肯定感」が高い人は「自己肯定感」が低い人に比べて人生を幸せに生きることが出来るわけです。
あなたが仮に「自己肯定感」が低い人だったとして自分の親を責めてもあなたの「自己肯定感」が高くなるわけではありませんからそれをしても意味がないことです。
過去は変えられません。
できることは現在以降のあなたの未来をあなたの行動によって変えることだけなんです。
あなたが過去に育った環境から如何に決別するかなのです。
(未来を変えるために自分の子供の教育のスタイルを自分の親のやり方から変えてみるというのは有りですね。)


もしあなたが「自己肯定感」が低い人と診断されてしまったならば今日から自分を積極的に肯定するように生活スタイルを変えていきましょう。
たとえ何かに失敗したとしても「失敗してもいいんだ。」「ありのままの自分でいいんだ。」
「次は成功するよ。きっと。」「今回失敗したのはたまたま運が悪かっただけさ。」
そして失敗したときには「ここが悪かったんだな。ここを修正すれば次はきっと成功するよ。」
次のチャンスが巡ってきたときには「よしチャンス到来。必ずクリアするぜ。」
失敗しても失敗してもそれを経験値としてまた次もチャレンジすることを決してやめないでください。


学校では教えてくれない人間社会を生き抜くため基礎知識三つ目の「自己肯定感の重要性」
についてお話してきました。
皆さんには
是非とも「自己肯定感」を高めて一度や二度失敗したとしてもめげずに最後までやり抜ける人になって今よりももっともっと楽に生きられるようになっていただきたいと願っています。
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