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学校では教えてくれない
人間社会を生き抜くための人生の基礎知識
学校では教えてくれない
人間社会を生き抜くための人生の基礎知識
六つ目は「お金にまつわる知識」についてです。
お金は子供のころには何気なく漠然ともらったり使ったりしてきました。
不思議なことに自分の自由に使えるお金が少し増えてくるとお金に対する悩みが増えてきます。
「もっとたくさんお金が欲しい!」
「お金が足りない!」
子供のころに何気なく漠然と覚えたお金にまつわる知識ですが経済学を学んだ方以外は誰からもちゃんと教わったことはないのではないでしょうか?
お金にまつわる基礎的な知識を理解しておけば人生の悩みが半分くらい解消すると言っても良いでしょう。
前半部分では大学の経済学のような難しい話ではなく小中学生でも分かるようにわかりやすく解説していきます。
また後半部分では少しレベルの上がった話になってまいります。
このパートは少し長編になりますのでお金の事で悩んでしまう方は途中で諦めることなく最後まで根気よく読んでください。
人間社会を生き抜くためには
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稼いだお金で必要なものを購入する
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自分の知恵と工夫と労力で必要な物やサービスを手に入れる(自給自足)
のどちらかをしなければなりません。
一般的には
1.稼いだお金で必要なものを購入する
場合が大半です。
ですから世の中の皆さんは職に就いてお金を稼いでいるわけです。
就職する時には一攫千金を夢見てお金が集まる大都会へ移住する方が大勢いらっしゃることでしょう。
しかしその中には失敗して挫折を経験した方もいらっしゃるかもしれません。
お金が集まってくるところには必ず理由がありその法則を知らないでいると自分が望む十分なお金を手にすることができるとは限らないのです。
故郷のいろいろなものを捨て大都会に出ていろいろなことを我慢して働いたとしても、、、。
人一倍の努力と並々ならぬ才能をもってしても「運が悪ければ」失敗し結局自分が望む十分なお金を手にすることはできません。
運が良くて成功するのは少数派であるというのが現実です。
ましてや世の中の一握りの方を除けば並々ならぬ才能など持ち合わせていない平凡な方が大半です。
自分が望む十分なお金を手にすることは簡単にできることではありません。
十分なお金が手元に足りないことは庶民には日常茶飯事ですが
そこそこのお金を稼いでいる人も足りないと思っているのは庶民と変わりありません。
いくらお金があっても結局足りなくなってしまうのです。
なぜそうなってしまうのでしょうか。
それは
本当は自分が必要としていないことにお金を使うからです。
本当に自分が必要としている事とやりたい事だけに集中すれば実は今悩んでいるほどお金が足りないということはありません。
自分が必要としていないことに結構なお金を使うのでいざ自分のやりたい事をやろうと思ったときにお金が足りなくなってしまうのです。
本当は自分が必要としていないことにお金を使う
やらなくてもよいことをやってしまうの主な原因は
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ほかの人がやっている事になんとなく共感しよく吟味することなく自分もやるのが当然だと勘違いしてしまうこと。
です。
例えば人間の生活には習慣というものがあってそれに従って行動していることがなんと多いことでしょう。
習慣というのは過去にどこかのだれかが作った生活のルーティーンが元になっていますから習慣的な行動というのはまさに
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ほかの人がやっている事になんとなく共感しよく吟味することなく自分もやるのが当然だと勘違いしてしまうこと。
にほかなりません。
習慣的に行動をする場合にはそれをすると自分が楽しいのかとか自分にとって必要なことなのかとよく吟味することなんかしませんね。
例えば現代の日本では毎日毎日1日に3食食事をしていますがこれも過去に他人である誰かが作った習慣で過去の日本では1日2食が習慣だったようです。「朝飯前」は1日2食の習慣の時代に作られた言葉なんだそうですよ。
1日に3食になったのはエジソンの影響だという説もあります。
リンク先→ 一日三食 エジソン - Google 検索
食いしん坊の人は1日4食とか1日5食が習慣になっているかもしれませんし
一方で食の細い方は食欲は湧かないけどなんとなく1日に3食食べているかもしれません。
おなかが空いていないのに両親から「ちゃんと残さず食べなさい!」と言われて頑張って頑張って1日3食食べて大人になったことでしょう。
自分が欲していないのに習慣でしかたなく食べているわけですから1食抜いて本当におなかが空いたときに食事をとるほうが本当はおいしさも倍増することでしょう。
昭和の時代に比べて最近は朝は食べないとかお昼は食べないという方が実際増えてきているようですね。
1日に3食の習慣の事例は極端かもしれませんが自分の欲求(やりたい事)とは関係なく
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ほかの人がやっている事になんとなく共感しよく吟味することなく自分もやるのが当然だと勘違いしてしまうこと。
というのはこのほかにも非常によくあることです。
多くの人が必ずしも自分が必要としていないことにたくさんのお金を使っています。
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娘は洋装の方が良いって言うけど成人式といえば女性は振袖が普通よね。あらレンタルでも結構お高いのね。
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交通の便が良いところに住んでるから滅多に乗ることないんだけど自家用車は当然持っていますよ。
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自分が飲みたいお酒は日本酒なんだけど乾杯の時はとりあえずビール。お決まりだからしかたないね。
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普段は無宗教だけどお葬式は仏教寺院にお願いしなくちゃね。結婚式はキリスト教式だったけど。
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お正月はおせち料理とかお雑煮とかご馳走食べないとね。でも食べすぎで飽きてきたし胃がもたれてきた。
心理学では「同調性バイアス」とも言われているようですが公に誰かが決まりにしたわけでもないのになんとなく習慣になってしまっていることがたくさんあります。
「これって日本人の特徴だよね~。」
と思う人がいるかもしれません。
しかし実はこれは日本人に限らず我々人類ホモサピエンスが共通に持っているある特徴(本能)に起因しているといわれています。(日本人はこの特徴(本能)がより濃く表れているのかもしれません。)
この特徴(本能)については本論から外れますので簡単にかいつまんでお話しますが
詳細は世界的ベストセラー
リンク先→ サピエンス全史 - Google 検索
著作:ユヴァル・ノア・ハラリ
に書かれていますので時間がある方はご参照ください。
(本著ではホモサピエンスに起こった認知革命と記述がされています。
我々人類ホモサピエンスが持っているある特徴(本能)とはフィクション(虚構・真実ではない事)をよく吟味することもなく信じる/共感する能力のことだそうです。
この著書によればホモサピエンスは個々の体力と知力は実はほかの人類(例えばネアンデルタール人)に比べて劣っていたけれどもフィクションをよく吟味することなく信じることが出来る能力により人から伝え聞いた英雄(自分は見たこともない)のもとに次々と結集し圧倒的に集団の数を増やすことができたのでその能力を持たない他の人類に対して数の原理で打ち勝って生き延びてきたのだそうです。(詳細略)
この特徴(本能)によってほかの人類との競争に打ち勝って繁栄してきた我々人類ホモサピエンスですが
その一方で生きていくうえで厄介なことを抱え込んでしまいました。
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ほかの人がやっている事になんとなく共感しよく吟味することなく自分もやるのが当然だと勘違いしてしまう
ことで本当に自分が必要としていないことにまでお金を使うようになってしまったことです。
おなかが空いていなくても他人と同じように時間が来れば食事を取ることもあれば普段から必要ではないのに他人と同じように自家用車を購入/維持するのにお金を使う場合もあるのです。
あなたが朝昼晩いつもおなかがすく人だったり車に乗ることが大好きな方なんだとしたらそれは本当に自分が必要としていることですからそのことにお金を使うことには何の問題もありません。
問題なのは本当は自分が必要としていない(おなかが空いていない・自家用車を必要としていない)のに
お金を使ってしまう(時間が来たら食事を取る・自家用車を持つのが当たり前だと思う)ことなのです。
これでは自分がやりたいと思うことにかけるお金が足りなくなるのは当たり前です。
(あなたの経済力が十分にあってお金に困っていない場合は別ですがそうでないならば)
あなたは我々人類ホモサピエンスが持っているこの特徴(本能)に打ち勝たなくてはなりません。
今すぐに
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ほかの人がやっている事になんとなく共感しよく吟味することなく自分もやるのが当然だと勘違いしてしまう
ことをやめて本当にお金を使うべき事柄をよく吟味するべきです。
これさえできれば人生を幸せに生きていくために莫大なお金は必要ありません。
あなたが本当にやりたいと思うことだけに集中してお金を使うように生き方を変えてください。
なぜなら、学校では教えてくれない人間社会を生き抜くための基礎知識一つ目の
リンク先→ 性格の多様性について
でお話ししたように性格が違う他人の欲求に引きずられると幸せにはなれないからです。
自分の性格が求める欲求で行動をしないと人間社会を楽しく生き抜くことはできません。
他人が楽しいことが同じように自分も楽しいとは限らないのです。
たとえ大金を使ったとしても他人のように楽しくない事の方が多いのです。
我々人類ホモサピエンスが持っているこの特徴(本能)は集団が団結する際にはとても役に立ちますが個人の幸せを追求する際には逆に妨げとなっているのです。
お金を使うときには次の質問を自分に投げかけてよく吟味してみてください。
「今お金を使って得られるものはあなたが本当に欲しているものですか?」
「ほかの人が(楽しそうに)やっている事になんとなく共感し自分もやるのが当然だと勘違いしていませんか?」
さて、あなたは我々人類ホモサピエンスが持っている特徴(本能)に打ち勝ち
本当に自分が必要としていないことにお金を使うことをやめることができましたといたしましょう。
次は自分が本当にやりたい事にお金を使うわけですがひょっとしたらやりたいことを実現するための費用が高額でやっぱりお金が足りないときがあるかもしれません。
お金が足りないのですから自分の欲求を満たすためには知恵と工夫と労力で解決策を見つけ出さなくてはなりません。
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家が古くなったが買い替えるお金が足りない
→1)リフォームする
→2)DIYで家をリフォームする
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誕生日のお祝いで豪華な食事をしたいけどお金が足りない
→1)ホームパーティーにする
→2)自分でご馳走を調理する
2.自分の知恵と工夫と労力で必要な物やサービスを手に入れる(自給自足)
というわけです。
自分の知恵と工夫と労力によって元々あった自分の欲求は満たされるはずなのですがなぜか別の欲求不満が頭を持ちげてきます。
十分なお金はないのだけれど「お金を払わないのはかっこ悪いなあ、、。」
もう一つのお金に関する悩みの主な原因はこれに尽きるでしょう。
「お金を使うことは美徳」でありお金を使う事があなたの欲求にすり替わってしまっていないでしょうか。
お金を使いたいという欲求がふつふつと湧いてきているのではありませんか?
それで結局使わなくてもよいお金を使ってしまっているのでないでしょうか?
本当の欲求はお金を使うことではなく何かやりたい事であるはずなのに。
「お金を払わないのはかっこ悪いなあ、、。」
「お金を使うことは美徳」
これは本来富裕層の方が持っておられる感覚です。
富裕層の方は持っているお金を使うことによって社会にお金を還元してくれます。
ですから富裕層の方にとってお金を使うことというのは生理的欲求を満たすことと同時に社会貢献的な欲求であったり皆から尊敬される尊厳欲求といった次元の高い欲求の源にもなっているのです。
結果として富裕層の方の感覚は
「お金を払わないのはかっこ悪いなあ、、。」
「お金を使うことは美徳」
ということになるわけです。
ヨーロッパでは労働者階級にチップを渡す習慣がありますよね。
元々富裕層ほどお金を持っているわけではありませんからお金が足りない一般大衆にとって
「お金を払わないのはかっこ悪いなあ、、。」
「お金を使うことは美徳」
というのはフィクション(虚構・真実ではない事)です。
(十分にお金を持っているのなら別ですが)別にお金けちっても誰からも批判の目を向けられるようなことはありません。
自分には当てはまらないフィクション(虚構・真実ではない事)をよく吟味することもなく信じている/共感しているにすぎないのです。
おやおやまた我々人類ホモサピエンスが持っているある特徴(本能)が出てきてしまいました。
そうです。
「お金を払わないのはかっこ悪いなあ、、。」
「お金を使うことは美徳」
もまた
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ほかの人がやっている事になんとなく共感しよく吟味することなく自分もやるのが当然だと勘違いしてしまう
ことに他なりません。
この場合でもまた
あなたは我々人類ホモサピエンスが持っているこの特徴(本能)に打ち勝たなくてはならないのです。
今すぐ
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ほかの人がやっている事になんとなく共感しよく吟味することなく自分もやるのが当然だと勘違いしてしまう
ことをやめてよく吟味するべきです。
富裕層の方々というのは歴史的にはリーダーや指導者になっておられる方ですから一般大衆はこれらリーダーや指導者の方々の発言をずっとお手本にしてきました。
ですから元々はそんな感覚は持っていないはずだった一般大衆も本来富裕層の方が持っておられた
「お金を払わないのはかっこ悪いなあ、、。」
「お金を使うことは美徳」
という感覚を自分たちにとっても当たり前のことだと「錯覚」するようになってしまいました。
自分たちの立場に当てはめてよく吟味をせずリーダーや指導者である富裕層の言うことをそのまま信じてしまい自分たちにとっての常識にしてしまったというわけです。
このように世の中の常識というのは歴史的リーダーや指導者の常識が元になっていることが大半です。
一般大衆が歴史的リーダーや指導者の言うことをよく吟味をせず信じてしまっている常識と言われることのなんと多いことでしょう。
「お金を払わないのはかっこ悪いなあ、、。」 ー いえいえ、よくよく考えてみてください。
見栄を張ってなけなしのお金をはたいてお金の力で他人に欲求を満たしてもらう事より
自分の知恵と工夫と労力で夢をかなえることのほうが断然「かっこ良い」と思いませんか?
富裕層の方はお金が足りない一般大衆とは違ってホームパーティーをするとしても料理人を雇ってご馳走を用意することでしょう。
それはお金を使うことは社会貢献ですから皆から尊敬されることでもあるのです。
なにより料理人にとってはとてもありがたいことです。
しかし一般大衆の方が自分で調理して料理人顔負けの食事を家庭で提供できたとしたら同じように皆から尊敬されるに違いありません。
富裕層という訳でもないのに見栄を張って高級レストランで食事をしても反って他人からやっかみや中傷を受けるのが関の山でしょう。
人間社会を生き抜くためには
1.自分が稼いだお金で他人から必要なものを購入する
ことがかなわなかった場合には
2.自分の知恵と工夫と労力で必要な物やサービスを手に入れる(自給自足)
ことをすればよいのです。
それは決して恥ずかしいことででも卑下することでもありません。
むしろ皆の尊敬に値することなのです。
また自分で価値を生み出すことになるわけですから知恵と工夫と労力で必要な物やサービスを手に入れることというのはお金を稼ぐことと全く同じ行為であるとと言っても良いでしょう。
ですから
1.自分が稼いだお金で他人から必要なものを購入する
ことがかなわなかった場合には料理を学ぶことやDIYができるように自分のスキルを磨くことを強くお勧めいたします。
これらのスキルを身に付ければ十分なお金はなくても幸せな人生が送れることは間違いないでしょう。
以上でお金の悩みが解消された方はここで終わりにしていただいて大丈夫です。
ここを押して文末にお進みください。
「それでも私はとにかくお金をたくさん稼ぎたいんだよ!」
という方々もいらっしゃることでしょう。
そんな方々のために
次はお金を稼ぐとはどういうことかについて論理的に解説していきます。
いよいよお金を稼ぐということの本質を追求してまいります。
お金は価値を数値化する尺度ですから経済活動は価値を基準にして成立しています。
この基本的なことをベースとして考えた場合に世の中の大半の方が勘違いされていることがあります。
「経済活動では売主が利益を得ている。」
売主はモノやサービスを販売して買主からお金をもらい掛った費用を差し引いて利益を得ます。
このこと自体は間違ってはいません。
しかし実は売主だけではなく買主も利益を得ているのだことということを皆さんは認識できているでしょうか?
ここにおいしそうなハンバーガーがあります。
あなたはいくらだったらこのハンバーガーを買いますか?
あなたが買ってもいいという「値段」これはあなたにとってのハンバーガーの価値です。
ひょっとしたらおなかの空き具合やハンバーガーの好き嫌いでこの価値の「値段」は変わってくるでしょう。
ハンバーガーが大好きな人でも
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登山をしていた山の中でおなかがペコペコの時と
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普段の生活の中でお昼になったから何か食べなきゃと思っている時とでは
あなたにとって「買ってもいい」と思うハンバーガーの価値の「値段」は違うはずです。
例えば
1. の「買ってもいい」と思うハンバーガーの価値の「値段」は1,000円で
2. の「買ってもいい」と思うハンバーガーの価値の「値段」は500円だったとしましょう。
そしてハンバーガーの売値が400円だったとします。
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の場合は1,000円-400円=600円
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の場合は500円-400円=100円
買主のあなたは利益を得ているのです。
もし2. の場合にハンバーガーの売値が700円だったとしたらあなたはハンバーガーを買わないでしょう。
でも1. の場合にハンバーガーの売値が700円だったとしてもあなたはハンバーガーを買うに違いありません。
つまり
買主が買ってもいいという価値>売値になっていることによって初めて売買が成立して買主が利益を得ます。
売値>原価になっていることによって売主が利益を得ることができ経済活動が成立しているのです。
「買主の私が得をさせていただいたので売主のあなたにも利益をおすそ分けさせてもらいます。」
というわけです。
これが経済活動の基本なのです。
これもまたお金にまつわる基礎知識の一つです。
この基礎知識をベースにすればどうしたらお金が儲かるのか?は簡単なことですよね。
どうしたらお金が儲かるのか?
1つ目は誰でも気が付くことです。
原価を下げることですね。
でもこれは世の中のいわば常識ですよね。
なので誰もがやっていることでしょう。
2つ目は買主が欲しいと思う値段を上げること。
すなわち売るものの価値を上げることです。
これができている人や企業は意外に少ないようです。
あなたがもし会社員であればあなたの売り物は労働です。
高収入を得たいとしたならば会社が高い給料を支払ってでもあなたに働いてほしいと思わせるようにあなたの労働の価値を高める必要がある
ということになります。
あなたが会社員の場合のお話は別途
リンク先→ 労働と会社組織の成立ち
をご用意していますのでこちらをご参照ください。
あなたがもし事業主であるならば高いお金を払っても欲しいと思う価値の高いモノやサービスを提供するということになります。
これができている人や企業は確実に大きな利益を上げていらっしゃいます。
東京ディズニーランドの入園料はとても高価ですが日本全国からお客さんがやってきます。
購入者が高くてもいいから欲しいと思うものやサービス提供することが大事なことなのです。
ハンバーガーを売るなら行楽地などのおなかが空いている人がいる場所で売るとよいでしょう。
競合のお店が存在する場所ならばほかの店よりも味の良いハンバーガーを売る事が必要です。
近所の他のお店でも売っているようなハンバーガーなら安く売らざるを得ないでしょうし買主にとっても売主にとっても利益はとても小さいものになるでしょう。
しかもハンバーガーに限って言えばそんなお店は既に存在していて薄利多売のビジネスを展開していますので到底太刀打ちできません。
世の中にはすでに買主が高いお金を払ってでも欲しいと思う多くの価値の高いモノやサービスが存在しています。
高級外車、高級レストラン、高級ホテル、、、。
これらの高級品はもうすでにブランド化され特権的な売主が独占的に販売していますので同じことを試みても競争に勝つことのハードルが高いのは目に見えています。
あなたが個人事業主を目指すのであれば今競合する売主がいないような価値の高いモノやサービスを生み出す必要があります。
ブランド化された特権的な売主の皆さんはそれまで競合する売主がいないような時代にゼロから価値の高いモノやサービスを新たに生み出して成功を収めてきた方々なのです。
アンカー 1
学校では教えてくれない人間社会を生き抜くため基礎知識六つ目の「お金にまつわる知識」
についてお話してきました。
皆さんには
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自分が稼いだお金で他人から必要なものを購入する
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自分の知恵と工夫と労力で必要な物やサービスを手に入れる(自給自足)
の意味をよく理解していただき今よりももっともっと楽に生きられるようになっていただきたいと願っています。
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